1951-11-14 第12回国会 衆議院 決算委員会 第9号
これにつきましては、御指摘の通りで、工事請負予算の示達が遅れました理由は、公共事業認証額のわくの制約と、公共事業手続の遅延とによつて、第二・四半期の認証として示達したためでございます。請負予算を早期に示達いたしまして、よい季節に工事を行つたならば、相当額の経費を節約できましたもので、今後はできる限り早期に予算を示達いたしまして、適当な時期に施行するように努力いたします。
これにつきましては、御指摘の通りで、工事請負予算の示達が遅れました理由は、公共事業認証額のわくの制約と、公共事業手続の遅延とによつて、第二・四半期の認証として示達したためでございます。請負予算を早期に示達いたしまして、よい季節に工事を行つたならば、相当額の経費を節約できましたもので、今後はできる限り早期に予算を示達いたしまして、適当な時期に施行するように努力いたします。
次に第三班より建設及び保守関係の予算の早期令達の必要につき御指摘がありましたが、建設勘定予算につきましては、昨年度は工事の年度実施計画の確定がいろいろの事情により遅れたこと、公共事業認証申請並びに支出負担行為額認証申請や工事実施認証通知手続等のため、工事予算の令達が遅れたことは残念に存じております。
第三として、現行制度においては成立予算は、あらためて四半期ごとに支出負担行為認証と、経済安定本部の公共事業認証とを経なければ、これを実施することができないのでありますが、この認証制度は事務手続がすこぶる煩瑣であつて、処理上大きな負担であるばかりでなく、これがため年間を通じての計画の樹立に大なる障害となつております。
○肥爪説明員 公共事業認証と支出負担行為の関係で、安本、大蔵省両方から御説明があつたのでありますが、多少蛇足を加えた方がいいと思いますので、私よりも多少お答えをさせていただきたいと思います。 公共事業認証の方につきましては、安本から御説明がありました通り、本年度からは大分簡素化されました。従来は年四回公共事業認証を得なければなりませんでしたものが、二期にわけてやる。